アルミホイールについて
近年では純正ホイールでもアルミを使用している物が大半になってきています。ここではホイールをアルミにするとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。
まず考えられるのアルミは鉄(スチール)に比べると重量が軽いことです。
どうサイズのホイールで比べると10%~20%近くの軽量化が可能になります。
では、ホイールが軽くなるとどのようなメリットがあるのか考えてみましょう。アルミホイールやタイヤなどの重量が軽くなることを「バネ下重量が軽くなる」と言います。
まず、バネ下重量が軽くなると燃費が良くなります。次にハンドル操作がスムーズになり走行安定性が向上します。更に足回りへの負担が減り、乗り心地がしなやかになります。
このように全てが良い方向に向かっていきます。自動車メーカーがアルミホイールを採用するのもうなづけますね。
余談ですが、バネ下重量が8㎏軽くなると積載重量80㎏分に相当しますから、人間1人分以上の違いがあります。驚きですね。
そして、アルミホイールに交換するもう一つの魅力はやはりドレスアップですね。
純正ホイールでは味わえない魅力をブランドアルミホイールで味わう事ができます。インチアップはホイール交換の最大の魅力です。
軽量なアルミ素材であれば純正スチールホイールと大差ない範囲で1ランク~2ランク大口径のホイールを装着することが可能です。
インチアップして重量を抑えたいのしら、適切なメーカー・ブランドを選択する必要があります。
グランドスラムマニアックでは、長年の経験を活かしてお客様に適したお勧めのアルミホイールをご提案致します。ご予算、ご要望をお気軽にお申し付け下さい。
アルミホイールのサイズについて
アルミホイールをお求め頂く際に最低限確認しておく事項がございあます。
アルミホイールに関するお問い合せ時には、以下を参考に出来るだけ詳細な情報をご提供下さい。
各部名称
リム幅とインセット
リム幅・・・リム幅とはホイールの奥行きを示すサイズです。タイヤを引っかけて固定する両サイドのリム間のサイズで、タイヤの幅に合わせて変えていかなければなりません。
インセット・・・インセットとは「リムの中心」と「車体の取り付け面」の距離を示した数値です。リムの中心より取り付け面が外側なら「プラス(+)インセット」、内側なら「マイナス(-)インセット」になります。インセットがプラスになるとホイールは車体の内側へ引っ込み、マイナスになると車体の外側に出ていきます。
リムの構造
ノーマルリム・・・ノーマルリムは、ホイールの基本となる構造です。インナー側のスペースが広くなっており、大径ブレーキローターの装着が可能なビッグキャリパーに有利なタイプです。
ステップリム・・・ステップリムは、リバースタイプでありながら、アウター面に施されたステップデザインが決め手のリム構造です。
フルリバースリム・・・ノーマルリムを逆(リバース)にしたかたちがフルリバースリムになります。ディスク面を大きくとれる構造になっているため、デザインの効いた大きなディスクを装着できます。
ホイール全体の構造
1ピースホイール
構造・・・リム部とディスク部が一体で成形されています。最近では、欧州風にモノブロック構造と呼ばれることもあります。
メリット・・・一体成形のため、剛性を確保しやすいことと、製造工程がシンプルなのでコストパフォーマンスに優れていることなどが挙げられます。
2ピースホイール
構造・・・リム部とディスク部を別々に成形した構造で、最近の2ピースホイールのほとんどが溶接接合されています。
メリット・・・ディスクの位置を自由に設計することができるため、ミリ単位でインセットを設定できるオーダーメイドが可能です。
3ピースホイール
構造・・・アウターリムとインナーリムをディスクと組み合わせてピアスボルトで組み付けるという三位一体構造です。
メリット・・・アウターリム、インナーリム、ディスクをそれぞれ異なる素材や製法で作ることができるため、機能性やデザイン性に優れています。北米や欧州でも最高級に位置づけられています。